Search Consoleでサイトマップが「取得できませんでした」と出たとき

この記事が当てはまる状況

Search Console(Googleが出している、自社サイトの検索での見え方を確かめる道具)で、サイトマップを送ったのに「取得できませんでした」と出る。あるいは、ページを調べると「URL が Google に認識されていません」と出る。この記事は、そのどちらかが当社のサイトで実際に起きたときの記録です。

具体的には、次のような状況です。Search Consoleの「サイトマップ」で、状態が「取得できませんでした」になっている。新しく書いた記事をURL検査に入れると、「URL が Google に認識されていません」と出る。あるいは、「送信されたサイトマップ」の欄がそもそも空になっている。

先に結論を短く書きます。当社の場合、原因の一つは、サイトマップ(サイト内のページの一覧をGoogleに渡すためのファイル)を一度も送っていなかったことでした。サイトマップの目次は今も「取得できませんでした」のままですが、目次の中にある一覧を個別に送ると、読み込まれました。なぜ目次だけ読めないのかは、記事を書いている時点で分かっていません。

当社のサイトの状況

当社のサイトの公開URLは約120です。内訳は固定ページが12、投稿(コラム記事)が109です。サイトマップはWordPress標準のもの(/wp-sitemap.xml)を使っていて、robots.txt(検索エンジンに向けた案内の置き場)にも、その場所が自動で書かれていました。

サイトマップがあり、場所も書かれているので、Googleには伝わっているものと当社は思っていました。2026年10月2日にSearch Consoleで確認するまでは、この点を確かめていませんでした。

確認すると、サイトマップは一度も送られていなかった

Search Consoleの「サイトマップ」の画面を開くと、「送信されたサイトマップ」は空でした。サイトマップはあっても、Search Consoleには一度も送っていなかったことになります。

次に、「URL検査」で主なページを一つずつ調べました。固定ページの大半と新しい記事の多くが、「URL が Google に認識されていません」という表示でした。登録済みと確認できたのは、トップページ、料金のページ、記事5本ほどです。

ここで、登録済みだったトップページの様子も見ました。トップは10月1日にGoogleが読みに来ていて、正常に登録されていました。同じサイトの中で、登録されているページとされていないページが混ざっていたことになります。「URL が Google に認識されていません」は、Googleがそのページをまだ一度も読みに来ていないという表示です。noindex(検索に出さないという指定)などの設定で外されたページは、別の表示になります。そのため当社は、サイトの設定の問題というより、Googleが新しいページの存在をまだ知らない状態だと見ました。これは、この時点での当社の見立てです。

なお、インデックスとは、Googleが検索に出せるページを記録しておく台帳のことです。「URL が Google に認識されていません」は、その台帳に載る以前に、ページの存在自体がGoogleに知られていない、という意味の表示です。記事を足しても、見つけてもらえなければアクセスは増えません。この点はアクセスが増えないのは記事の数のせいではないにも書いています。

目次を送ると「取得できませんでした」になった

10月2日に、/wp-sitemap.xml を送信しました。これはサイトマップの目次にあたるもので、インデックスサイトマップと呼ばれます。目次には、投稿の一覧、固定ページの一覧といった、中身ごとのサイトマップへのリンクが並んでいます。

送信した直後から、状態は「取得できませんでした」で、検出されたページ数は0でした。翌日になっても変わりませんでした。ブラウザでこのURLを開くと、目次は正常に表示されます。ブラウザでは見えるのにSearch Consoleでは読めない、という状態です。

同じ日に、主なページ18件(固定ページと記事)について、URL検査から「インデックス登録をリクエスト」も出しました。1件ごとに完了まで40〜60秒かかりました。このリクエストの効果は、記事の執筆時点では確認できていません。

子のサイトマップを個別に送ると読めた

10月3日に、目次の中にある子のサイトマップを個別に送信しました。まず、投稿の一覧(/wp-sitemap-posts-post-1.xml)です。その日のうちに状態が「成功しました」になり、検出されたページ数は109になりました。投稿の数と同じです。

続けて、固定ページの一覧(/wp-sitemap-posts-page-1.xml)も個別に送りました。こちらは記事を書いている時点では、処理待ちです。なお、一覧に不要なページが混ざっていないかを確認したいときは、WordPressのサイトマップに不要なページが載っていたときの仕分け方に書いた方法が使えます。

同じ時期に、Bing Webmaster Toolsにも、Search Consoleから取り込む形で登録し、Bingにもサイトマップを渡しました。

その後(2026年10月8日時点)

この記事を書いたあと、2026年10月8日にSearch Consoleの「サイトマップ」の画面を見直しました。送った三つのサイトマップは、どれも状態が「成功しました」になっていました。

サイトマップ送信最終読み込み検出されたページ
/wp-sitemap.xml(目次)10/0210/06181
/wp-sitemap-posts-post-1.xml(投稿)10/0310/05161
/wp-sitemap-posts-page-1.xml(固定ページ)10/0310/0712

この記事の冒頭で「今も取得できませんでした」と書いた目次も、送信の4日後には「成功しました」に変わっていました。投稿の一覧の検出数が109から161になっているのは、その後に公開した記事が増えたためです。

目次だけが最初に読めなかった理由は、今も分かっていません。結果として、時間をおいたら読めた、というところまでです。子のサイトマップを個別に送ったことが関係したのかどうかも、確かめられていません。同じ表示が出たときは、サイトマップを作り直す前に、数日おいて状態を見直してみる価値はあると考えています。

ページの登録がその後どう進んだか(10月8日には登録済みが98ページ)と、まだ登録されていないページの内訳は、当社サイトの登録が9日で3ページから98ページへ進んだ記録にまとめました。

分かったことと、分かっていないこと

分かったことは次のとおりです。

サイトマップを一度も送っていなかったこと。トップは登録されていて、新しいページの多くはGoogleに認識されていなかったこと。投稿の一覧は、個別に送れば読み込まれ、109ページが検出されたこと。

分かっていないことは次のとおりです。

目次だけが「取得できませんでした」のままである理由。個別に送ったことで、認識されていなかったページが実際に登録されていくのかどうか。登録までにどれくらいかかるのか。サイトマップの状態は、送信から時間をおいて変わることもあります。そこで当社は、目次を消さずに残し、目次と子のサイトマップの両方を送った状態にしています。

登録がどれだけ進んだかは、2週間後に数えて、別の記事で書く予定です。登録が進んで検索に出始めたら、次に見るのは問い合わせの数です。数え方はホームページからの問い合わせの数え方にまとめています。

サイトマップのほかに、月に一度どの画面で何を確かめるかはサーチコンソールの使い方:中小企業が月に一度見る3つの画面にまとめました。

自社サイトで今日確かめる手順

  1. Search Consoleを開き、左のメニューの「サイトマップ」を選びます。「送信されたサイトマップ」が空なら、サイトマップをまだ送っていない状態です。
  2. ブラウザで、自社サイトのURLの末尾に /wp-sitemap.xml を付けて開きます。WordPress標準のサイトマップを使っていれば、リンクが並んだページが表示されます。別のプラグインを使っている場合は、場所が違うことがあります。
  3. 自社サイトのURLの末尾に /robots.txt を付けて開き、「Sitemap:」で始まる行にサイトマップのURLが書かれているかを見ます。
  4. 手順2のURLを、サイトマップの画面から送信します。状態が「成功しました」になれば、ここまでで十分です。
  5. 状態が「取得できませんでした」になった場合は、手順2で開いたページに並んでいる子のサイトマップのURL(投稿の一覧、固定ページの一覧など)をそれぞれ送信します。当社はこの方法で、投稿の一覧が読み込まれました。
  6. 「URL検査」に、トップページ、料金や事業内容のページ、最近書いた記事のURLを入れて、「URL が Google に認識されていません」と出ないかを見ます。
  7. 認識されていないページがあれば、「インデックス登録をリクエスト」を出します。1件ごとに1分近くかかるので、主なページから順に進めます。
  8. 数日から数週間おいて、サイトマップの状態とURL検査の表示を見直します。表示はすぐには変わらないことがあるため、一度で結論を出さず、日をおいて確認します。