無料の計算ツール
月に何件の問い合わせが欲しいか。そこから、ホームページに必要なアクセス数と、記事の本数の目安を出します。
欲しい件数から、必要なアクセス数を出す
四つの数字を入れると、その場で結果が変わります。計算はこの画面の中だけで行い、入れた数字はどこにも送信しません。最初に入っているのは、使い方を見ていただくための仮の値です。御社の数字に置き換えてお使いください。
入れる数字初期値は仮の値です
ホームページを見て届く問い合わせの件数です。フォーム・電話・メールを合わせて考えます。
アクセス100件のうち、何件が問い合わせになるかの割合です。0.5%なら、200アクセスで1件。0.5は仮の値なので、自社の実測で置き換えてください。
PV(ページビュー)は、ページが表示された回数のことです。いま公開している記事の、ひと月あたりの平均がわかれば、その数字を入れてください。
サイト全体の、ひと月のアクセス数です。空欄のままでも計算できます。その場合は、ゼロから積み上げる前提で記事の本数を出します。
出てくる数字
必要な月間アクセス数
2,000PV/月
月に10件 ÷ 問い合わせ率0.5%
今のアクセス数と、必要なアクセス数
800
今2,000
必要今との差1,200PV 足りない計算です
差を埋める記事の目安
12本
1本あたり月100PVとして
今のアクセスのままなら
4件/月
いまの問い合わせ率が続く場合
問い合わせ率が変わると、どうなるか
同じ件数を目指すとき、問い合わせ率が倍になれば、必要なアクセス数は半分になります。入れた率を基準に、上げた場合と下がった場合を並べました。
| 問い合わせ率 | 必要な月間アクセス数 | 記事の目安 |
|---|
記事の本数は、どの記事も同じだけ読まれ続けると仮定した単純な割り算です。実際には、よく読まれる記事とほとんど読まれない記事に大きく分かれます。目安としてお使いください。また、ここではアクセス数(PV)と訪問の回数を同じものとして計算しています。問い合わせ率は、アクセス数と同じ単位で測った数字を入れてください。
出てきた数字の読み方
計算そのものは単純で、次の三つの割り算と引き算だけです。
- 一
必要な月間アクセス数 = 欲しい件数 ÷ 問い合わせ率
月に10件欲しくて、問い合わせ率が0.5%なら、10 ÷ 0.005 で2,000アクセスです。 - 二
今との差 = 必要な月間アクセス数 − 今の月間アクセス数
今が800アクセスなら、差は1,200アクセスです。 - 三
記事の目安 = 今との差 ÷ 記事1本あたりのアクセス数
1本あたり月100アクセスなら、1,200 ÷ 100 で12本です(端数は切り上げます)。
表を見ると、問い合わせ率が倍になれば、必要なアクセス数は半分になることがわかります。アクセスを倍にするには記事を何十本も足す必要があっても、率のほうは、問い合わせの入口をわかりやすくする、料金や依頼までの流れを書き足す、といったページの直しで動くことがあります。どちらから手をつけるかで、かかる時間も費用も大きく変わります。
ただし、この計算は三つの前提の上に立っています。問い合わせ率が正しく測れていること。アクセスの単位(ページの表示回数か、訪問の回数か)が、率を測ったときと同じであること。そして、増やすアクセスが、問い合わせをする見込みのある人から来ることです。商圏(お客様が来る範囲)の外からのアクセスや、依頼とは関係のない調べものからのアクセスは、いくら増えても件数につながりません。
記事を増やすより先に、見直したほうがよい場合
出てきた本数を見て「そんなに書けない」と感じた方も、「意外と少ない」と感じた方も、次のどれかに当てはまるなら、記事を書き始める前に確かめておくことがあります。
- 問い合わせ率が、わからない。仮の値のまま計算すると、出てくる本数も仮の数字になります。率が0.2%か1%かで、必要なアクセス数は5倍違います。まず、率を測るところからです。数えるところから記事を足すところまでの順番は、ホームページから問い合わせを増やす方法に四つの段階でまとめています。
- アクセスは足りているのに、件数が届かない。計算の上では今のアクセス数で足りているのに問い合わせが少ないなら、足りないのは記事ではありません。問い合わせの入口が見つけにくい、料金や流れが書かれていない、読んだ人が知りたいことに答えていない、といったページの側を先に見直します。
- どのページから来た問い合わせか、わからない。問い合わせた人がどのページを読んでいたのかがわからないと、どんな記事を増やせばよいかも決められません。書く前に、問い合わせの経路を記録できるようにしておきます。
- アクセスの多くが、商圏の外から来ている。地域で仕事をする事業者の場合、遠方の人に読まれる記事が増えても、依頼にはつながりにくいものです。誰に読まれているかを確かめてから、書く題材を選びます。どんな言葉で探されて来ているかは、Search Console(Google が無料で出している、検索での見え方を確かめる道具)でわかります。月に一度見る画面はサーチコンソールの使い方にまとめました。
問い合わせを、正確に数える
この計算でいちばん結果を左右するのは、問い合わせ率です。そして率の元になるのは、問い合わせの件数です。ところが、この件数を正確に数えている事業者は多くない、と当社は見ています。電話の本数や「今月は多かった気がする」という手応えで、反響をなんとなく数えている、という形です。
フォームの送信は、計測の道具(アクセスや操作を記録する仕組み)で数えられます。けれども電話は、ホームページで番号を見てかけてきたのか、以前からのお客様なのか、紹介なのかが、そのままでは分かれません。ホームページを経由した件数がわからなければ問い合わせ率は出せず、この計算もずっと仮の数字のままです。計測の道具が何を数え、何を数えられないかは、当社が自社のサイトに計測を入れたときの記録GA4で問い合わせを計測するに書きました。
そのため当社は、運営に加わると、まず数字を正確に取るところから始めます。フォームと電話を分けて数え、どこから来た問い合わせかを記録する。記事を書くのも、ページを直すのも、その後です。
当社が運営に加わっている事務所では、月間のアクセスと年間の反響が、次のように増えました。
月間のアクセス(ページビュー)
4,000
運営に加わる前・約18,000PV
現在・約年間の反響
447
2022年645件
2025年ただ、この二つを割り算して、問い合わせ率を出すことはしません。反響には、ホームページを経由しない問い合わせも含まれ得るからです。自社が関わる数字でさえ、数え方がそろっていなければ率は出せません。だからこそ、最初に数え方を整えます。